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BEACH LIFE BLOG

2016.03.11

ファンダイビング

趣味が仕事? 仕事が趣味?

と、自分自身に問いかけてみました。

趣味を仕事に…
ダイビングを始めて約31年… 
当然始めた頃はただの趣味だったし、将来ダイビングインストクターになろうなんて考えは、13歳の僕の頭の中にはこれっぽっちもなかった。
ところが、12年間続けてきた趣味が、25歳の時仕事になってしまったのです。
もちろん、イヤイヤだったり、無理くり仕事にしたわけではないけどね。

それから約19年間、正直仕事としてダイビングを続けるのはやめようと思った時期もあったけど、ご覧の通り、今でも続けています。

よくインストラクターのプロフィールなんかで、「私がインストラクターになった理由」というものがありますね。
「感動を伝えたいから。」「海の素晴らしさを伝えたくて。」などと書かれていることが多い。
でもね、そんなのウソ(笑)
ウソではないかもしれないけど、1番の理由ではないと思うよ。
1番の理由は、「大好きなダイビングがタダでできるから。」じゃないのかな?
ちなみに僕はそうでした。
だって、大好きな趣味を仕事にすれば、毎日それができるんだから。
しかもタダで。
こんなに幸せなことはないでしょ。
「誰かに何かを伝えたい。」というのは、理由ではなく、インストラクターを続けていく上での目標や目的。
それはそれで素晴らしいことだと思います。

だけど、その後しばらくすると、「趣味を仕事にした(してしまった)」大変さを思い知るのです。

100%仕事化していく趣味
最初はね、ただひたすら楽しいのよ。
毎日ダイビングができるわ、どんどん上手になるわ。
趣味だったものが仕事になって、取り組む姿勢も視点も変わる。
それこそさっき言ったように、「お客さんを楽しませてあげたい、感動させてあげたい。」という目標や目的を持つようになる。
そりゃあ楽しいでしょ!
ちなみに僕、最初の半年間は1日も休みがなかったからね(笑)
それでも全く苦にならなくて、とにかく毎日ダイビングできる幸せに感謝していました。

ところが、しばらくするとそればっかりじゃなくなってくるの。
例えば、体調が悪い時でも潜らなきゃいけないという現実。
趣味だった時は、体調が悪ければ潜る必要ないからね。

それから、いつもいつも自分がやりたいようにはできないという歯がゆさ。
言ってもショップのいちスタッフだから、当然ショップの方針に従わなくてはなりません。
(かつ、気の合わないスタッフなんかいたら、もうホント最悪!)

そしていつの間にか、ダイビングが100%仕事になってしまうのです。

仕事の趣味化
こうなってしまったらもうダメ…
楽しかったはずのダイビングが楽しくなくなってくる。
自分が楽しんでないのに、「楽しかったね、感動したね。」なんてお客さんに言うのはおかしいでしょ。

ビーチライフを始めて今年で9年目になります。
去年覚悟を決めて、ウェブサイトをガラリと変更しました。
その時点で、かなり「自分がやりたいこと、自分が楽しいと思えること」に絞ったつもりでいたのですが、1年やってみると、まだまだ無駄があることに気づきました。
言い方を替えると、「まだまだ楽しさの真髄を追求できる」というところでしょうか。

もう1度あの頃に戻りたい!(オヤジが青春時代を懐かしんでるわけじゃないよ^^)
ダイビングが趣味だった頃の楽しさを取り戻したい!
実際のところ、ここ数年はかなり楽しませてもらってます。
だけど、ある意味それは僕の自己満足で終わってる感もあり後ろめたい。

そこでみなさんに提案…

僕が本気で楽しいと思えることだけやって、それを本気で楽しめる、もしくは楽しそうだなぁと思ってくれる人とだけ一緒にダイビングをしよう!

これでどうでしょう?
めちゃくちゃフェアじゃないですか?
少なくとも、お客さんが間違ったショップ選びをするリスクはかなり減らせます。

ちなみに…
「仕事が趣味」という言い方をする人がいますが、僕の場合それは当てはまりません。
そんなこと言ったら、「なんや、お前の趣味のために、うちらお金払うんか?」というお叱りを受けるでしょう。
あくまで、ダイビングは僕にとって仕事です。
ダイビングの内容を趣味化していくという意味なので、お間違いないようお願いします。

ところで水中写真は?
このブログをご覧になられている方は、僕がかなり水中写真に真剣だということを理解していただけていると思います。

「ならお前、水中写真はどうやねん? 写真は仕事とちゃうやろ?」

というご指摘を受けそうですが…
確かに、僕はプロのカメラマンじゃないので、写真で生計をたてるようなことは考えていません。
だけど、お客さんを撮ってあげたり、マンタ図鑑を充実させたり、ブログで今の海の様子をお伝えしたりと、直接金銭には結びつかずとも、やっぱり水中写真も僕にとって大切な仕事の一部です。
だから、ダイビングする時はいつもカメラを持っています。
できれば、みなさんと一緒に水中写真を楽しめたらいいなというのが本音ですけどね。

実は今日、プロカメラマンと一緒に潜りました。
年に1度はそういう機会があるのですが、毎回毎回勉強になります。
そして毎回感じるのは、写真で生計を立てる人というのは、全く次元が違う!






これらは昨日のダイビングで撮影したものです。
「ダイビングの内容を趣味化する」と言っても、海況が悪ければ行きたいところに行けないし、会いたいものにも会えない。
そんな中でも、楽しいと思えることを見つけられるようにならないとですね。

お知らせ
なんでこんな話をしたのか…
実は、5月頃を目処に、ウェブサイトの改修を進めています。
より具体的に、よりニッチに、そしてよりビーチライフらしくがテーマ。
小さな変更から、すごく大きな変更や追加事項まで…
新しいウェブサイトのリリースを楽しみにお待ちください!

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