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BEACH LIFE BLOG

2016.09.28

水中写真

感動を呼ぶ写真撮影の秘策…

ここ最近ずっとブログをお休みしてますが、ちゃんとダイビングはしてます。
(海況悪くマンタポイントには行けてないけど…)

写真と動画の撮影からは、ちょっと距離を置いてるというところでしょうか。。。
別に深い理由はなく、乗り気がしない時は無理やり撮らなくてもいいかな…
という軽い感じです。

そんな中、先日娘にとって幼稚園最後の運動会がありました。
祝日ということもあり、たくさんダイビングのお問い合わせ・ご予約をいただいていたのですが、全てお断りして、運動会の観戦に行ってきました。
結果、この選択は大正解!!
もし仕事を優先して運動会に行ってなかったら、もの凄い後悔に襲われていたことでしょう。
それほどまでに感動的な一幕でした。
ホント、娘には感謝しています!








水中撮影における3つの鉄則
生意気ながら、僕の写真は時々人を感動させるみたいです。
僕はプロのカメラマンじゃないから、知識や技術は乏しいんですけど、自分が撮った写真を誰かに喜んでもらえるなんて、こんな幸せはありません。

ビーチライフとしても、最近は「真剣に水中写真を撮る」ことを目的としたお客さんが増えてきました。
写真好きガイドとしては嬉しいかぎりです。
ただ、「なかなか満足のいく写真を撮れない!」という声が多いのも事実。
加えて、そういう撮影の仕方はいかがなものか… と、ちょっと小言を言いたくなる場面も多々あります。
そこであなたにお伝えしたいことが3つ…

- 撮りたい気持ちが先走りしていませんか?
写真を撮りたい気持ちはわかりますが、まずはダイビングのスキルが重要です。。
ダイビングもままならない状態で、いい水中写真が撮れるとは思えません。

- 周りの人にしっかり気を使えていますか?
時々、撮影に夢中になって、ダイバー同士が激突してる光景を目にします。
さらに言うと、撮影が目的ではないダイバーも一緒にいるわけです。
周りを見る余裕と、譲り合いの気持ちを忘れないでください。

- 被写体と環境に配慮できていますか?
被写体に配慮できない人に、いい写真なんて撮れるわけがありません。
また、足元にも生物は存在します。
写真を撮りたい一心で環境を破壊してるような人に、写真を撮る資格はありません。

この3つはとても大切です!
しっかりと覚えておいてください。

あなたが写真を撮る目的は何ですか?
ところで、あなたはなんのために写真を撮りたいのですか?
あなたの写真を世間に認めさせ、将来プロのカメラマンになりたいのですか?
だとしたら、今のままでは無理でしょう。
最上位機種を購入し、現在プロとして活動してるカメラマンに弟子入りするのが1番の近道だと思います。

でも、おそらく違いますよね?
遊びの範囲で、少しづつご自分が上達していく過程を楽しみながら、満足のいく写真を撮るのが目的なのではないでしょうか?
いずれは、アマチュア写真コンテストにエントリーしてみたいな…
それもまた素敵な目的だと思います。

もしあなたが、そういう目的で写真を撮りたいと考えているなら、次のアドバイスはとても役に立つと思うので、今後ぜひ参考にしてみてください。

あなたに感動してほしいから、あなたのためだけに撮りました!
先にもお話しした通り、僕の写真は時々人を感動させるみたいです。
技術的な改善点はたくさんあると思うのですが、そういうことは抜きに、ただ純粋に感動してもらえる写真…
ただの素人が、一体なぜそんな写真を撮れるのか?
答えはとても簡単です。

それは… 感動してもらいたい「特定の誰か」を決めて写真を撮っているからです。

見る人全員を感動させることなんて、よっぽどじゃないと出来ません。
だから僕は、ある特定の人に感動してもらうことだけを目標に写真を撮るのです。
別に誰かをひいきにするという意味ではありません。
状況によって、「今この瞬間はこの人が主役!」という場面が確実にあります。
誕生日だったり、記念ダイブだったりというのもその一例です。
とにかく、「この写真はこの人に捧ぐ」という気持ちで、その1枚に魂を込めます。
そうすると、その特定の人が感動する写真を撮れる確率が高くなるし、また、その人じゃない「別の人」にも気持ちが伝わり感動を呼ぶ場合があるのです。

例えば上にアップした運動会の写真。これらは…
- 娘のため
- 嫁と僕のため
- 遠いところから孫の姿を見に来てくれた、僕の両親のため
つまり、家族の中で共有することを目的に撮影しました。
当然、僕ら家族にとってこれらの写真は宝物です。

ところが、僕個人のFacebookページに娘の写真をアップすると、そこに…
「うちも来月運動会… この写真を見ただけで涙が出てくる。」
というコメントをいただきました。
正直僕はそれを目的とはしてなかったわけですが、結果、僕ら家族だけでなく、この時期同じ心境で運動会に臨む人たちにも感動を与えることができたのです。
証明写真でない限り、人になんらかの感情を抱かせるのが写真本来の役割…
だからこのコメントはとっても嬉しかったし、これらの写真には価値があると言えるのではないでしょうか。

今後あなたが写真を撮る際、「きれいな写真で世間を感動させてやろう!」ではなく、「あなたに感動してほしいから、あなたのためだけに撮りました!」という気持ちを大切にしてみてください。
まずは誰か1人に感動してもらえる写真を…
おそらくあなたの写真は、驚くほど素晴らしいものとなるでしょう!

P.S.
マンタの撮影をする際、まさかマンタを感動させることはできません(笑)
ダイバーを入れた構図で、そのダイバーを感動させてあげましょう。
たとえそのダイバーが他人であっても。。。
あなたが自己満足するだけの写真より、誰か(それが他人でも)と一緒に喜びを共有出来る写真のほうが何倍も価値があります。

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